- 2022年12月 (1)
- 2018年11月 (2)
- 2018年8月 (1)
- 2018年4月 (1)
- 2017年12月 (1)
- 2017年11月 (1)
- 2017年8月 (1)
- 2017年4月 (1)
- 2017年3月 (1)
- 2016年12月 (2)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (2)
- 2016年9月 (1)
- 2016年8月 (1)
- 2016年6月 (1)
- 2016年5月 (1)
- 2016年4月 (2)
- 2015年12月 (2)
- 2015年11月 (1)
- 2015年8月 (1)
- 2015年6月 (3)
- 2015年5月 (1)
- 2015年4月 (2)
- 2015年3月 (1)
- 2015年2月 (3)
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (1)
- 2014年11月 (3)
- 2014年10月 (6)
- 2014年8月 (1)
- 2014年6月 (7)
- 2014年5月 (1)
- 2014年4月 (1)
- 2013年4月 (2)
- 2013年1月 (1)
- 2012年12月 (2)
- 2012年11月 (4)
- 2012年10月 (1)
- 2012年8月 (1)
- 2012年7月 (3)
- 2012年6月 (4)
- 2012年5月 (2)
- 2012年4月 (3)
- 2012年3月 (3)
- 2012年2月 (3)
- 2012年1月 (3)
- 2011年11月 (7)
- 2011年10月 (4)
- 2011年9月 (4)
- 2011年8月 (5)
- 2011年7月 (5)
- 2011年6月 (8)
- 2011年5月 (6)
- 2011年4月 (8)
- 2011年3月 (7)
- 2011年2月 (5)
- 2011年1月 (8)
- 2010年12月 (9)
- 2010年11月 (8)
- 2010年10月 (14)
- 2010年9月 (13)
- 2010年8月 (11)
- 2010年7月 (19)
- 2010年6月 (19)
- 2010年5月 (17)
- 2010年4月 (5)
先日、金沢の鈴木大拙館に行ってまいりました。
鈴木大拙といえば、「禅」の思想を日本人のみならず、英語の著作で
広く海外にも知らしめた仏教学者です。
昭和41年に95歳で天寿を全うされましたが、国内では大谷大学の
名誉教授として、国外では、コロンビア大学の客員教授、エール大学、
ハーバード大学などで講義を行い、心理学者のユングや哲学者の
ハイデガーとも交友があったそうです。
第二次大戦後、東洋思想への理解を西洋諸国に広めるために、
大きな貢献を果たしました。
「4分33秒」で知られる1989年の京都賞を受賞した作曲家J.ケージも、
多大な影響を受けたことを明言しています。
生誕地の金沢に昨年オープンしたばかりの小さな建物ですが、 展示空間 学習空間 思索空間 からなり、周囲に玄関の庭、水鏡の庭、露地の庭が配置されています。 早朝だったせいか、街中にありながら、大変静かで、凛とした空気が 漂っていて、時折、鳥の声が聞こえてきます。 設計は、豊田市美術館、ニューヨーク近代美術館新館など、 静謐な建築で知られる谷口吉生氏で、コンクリートと水と石で区切られた シンプルな空間と思いきや、
エントランスの壁を良く見ると、鉄に黒の塗装が薄く乗っている中に、
○状のラインが無数にあります。
これは手作業なのでしょうか?むむむ、すばらしいです。
写真でお見せできないのが残念です。
金沢に行く機会があれば、ぜひぜひお訪ね下さい。
入場料は大人300円です。
最近久しくどっぷりはまってしまったものがあります。
WORLD ORDERというパフォーマンス集団です。
元格闘家の須藤元気さんが始めたのですが、
格闘家をやめたあと、ミュージシャンになりたかった彼は、
単純なピン歌手だと、元格闘家という肩書きで、
色物としてしか認知されないと見越し、
音楽も含めたダンス・パフォーマンス集団を結成しました。
めちゃめちゃかっこ良くて、面白い!!
どんなにかっこいいかは、ぜひYuTubeをぜひ見ていただきたいのですが、
最初から世界を相手にグローバル展開を見据えていたため、
典型的な日本人のスタイル、
スーツにネクタイ、七三分けというわかりやすいアイコンを
ビジュアルに持ってきたそうです。
また、パフォーマンスに自信を持っていたので、
最初からお金をかけたセールスプロモーションをするわけではなく、
パフォーマンス映像をYuTubeで無料で見れるようにしたところ、
海外からブレイクし、L.A.で行われたマイクロソフト主催のイベントに招かれたり、
DELLのスマートフォンのキャンペーンキャラクターに選ばれたり、
むしろ海外で話題を起こして、日本に逆輸入しました。
YuTubeにもヨーロッパ、アジアなどで、彼らの真似をしている人たちの映像がアップされています。
去年末位からテレビ(金スマ、スマップ×スマップなど)に出演していたので、
ご覧になった方もいらっしゃると思います。
最新作の「AQUARIUS」は京都が舞台となっており、
大覚寺を中心に、東寺や高台寺の近く、祇園、渡月橋などで撮影されていて、
見物客のリアクションも映像の重要なエッセンスとなっています。
(渡月橋のおばちゃんとか、めちゃめちゃいい味出してます。)
映像全般的に美しいです。
7月に大阪であるライブは残念ながら、チケットがすでにソールドアウトですが、
ぜひ一度、ナマで観て見たいです。。。。
皆様、peperblanksというノートはご存知でしょうか?
http://www.paperblanks.com/jp/ja
大きめの文房具店に行けば、時々置いてある、表紙がとてもきれいなノートです。
先日、友人がこのpaperblanksを使った展覧会
「あなたを綴る アートノートライブラリー」を企画したので、
南森町の古いビルを、アーティスト数人で共有しているギャラリー
「hitoto」に行ってきました。
(展覧会は終了しました)
http://enjoynotebook.jugem.jp/
(東京展のスライドショーが見れます)
http://www.flickr.com/photos/56364597@N08/sets/72157625463869388/show
ヒット曲「さよなら人類」で一世を風靡した、元たまのボーカル柳原陽一郎さんも参加しておられ、
新しいアルバムができていく過程をpeperblanksのノートにつづっておられました。
スタジオ収録時のサポートミュージシャンとのやり取りや、曲順の決定で悩んでいる様子、
アレンジを途中で変えたりなど、一つのアルバムを作るための思考、情景が
ありありと手書きの文字から浮かんできます。
ダンサーであり、縫い物のワークショップなどをしている友人のノートには、
詩と糸の模様が縫いこまれています。
写真家のノート
アクセサリー作家のノート
行く前は「たかがノート」と思ってた私が、ノートに綴られたさまざまな思考の足跡に、
すっかりがつんとやられてしまいました。
日ごろ、表現をする人達が頭をひねってるのだから、
こんなすばらしい作品になるのだという考えもありますが、
こんな美しい表紙のノートだから、何かやってみよう、
何か書いてみようとインスパイアされるのかもしれません。
かくいう私もこの魔力に引かれ、1冊購入しました。
何を書こうと迷い、私の苦手なことを克服するツールとすることにしました。
・字を書く練習
・毎日(はすでに破られましたが)、最後まで、小さなことをコツコツすること。
最後のページに到達する日が、何時になるか判りませんが、
ささやかな、けれど、私にとって大きな楽しみが一つ増えました。
なんだか寒い日が続きますね。
わたくしは今年ほど寒さが苦手だと実感した年はないです。{{{{(+_+)}}}}
(写真は先日、内覧した貸家の裏の高野川。
八瀬だけあって、家のすぐ裏が川なんてぜいたく!)
ところで、先日、二人のアジア人のお客様が来られました。
プリントを見せて、何か問いかけてきます。
拝見すると、
日本語で書かれた、日本人の有名建築家が設計した、建物のリストでした。
(もちろん漢字入り)
その中の一つ、安藤忠雄氏の「モンシュシュ」という建物を探しているというのです。
洛北高校の前にあると書かれていますが、そのような建物は現存致しません。
上司に確認したところ、昔、当社の並び、
お蕎麦屋の「たごと」さんの隣のガレージに建っていたとのこと。
「あーブロークン。。。」(←本当はIt has been pulled downと言うべきか)
と言ったところ、残念そうに帰って行かれました。
そのリストには、他にも北山通に面しているB-Lock北山なども書いてあり、
わざわざその建築を見るために、遠くはるばる来てくれる人がいるのだと、
何だか感慨深いものがありました。
そういえば、今月の日経新聞「私の履歴書」は、安藤忠雄氏ですね。
一ヶ月間、楽しみながら拝見しようと思います。
写真は安藤忠雄設計「地中美術館」(ベネッセアートサイト直島HPより転載)
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年初ブログであります。
さて、年明け早々の連休に、ひさびさ東京(&水戸)へ行ってきました。
また、懲りずに美術館めぐりです。。。
その中でも、今回の紹介は、「メゾンエルメス」!
銀座にあり、レンゾ・ピアノ設計(関西国際空港を、岡部憲明さんと共同設計した建築家デス)のガラスブロックで作られた、美しい建物をご覧になった方もおられるかと思います。
この8階にギャラリーである「Le Forum」
10階にミニシアターの「Le Studio」があるのはご存知でしょうか?
ギャラリーは現代美術のギャラリーで、日本人、外国人、老若男女を問わず、旬のとんがった作家さん達が選ばれ、中身の濃い展示をしています。
もちろん入場無料です。
商品をまったく買う気がないのに、いつも「ギャラリーの客ですよーん」という顔をして、
りっぱなドアマンに1階のドアを開けてもらうのも、やっと慣れてきました。
この日はロサンゼルス在住の彫刻家、曽根裕(そねゆたか)さんの個展「雪」。
私は何度か彼の作品を見ていますが、いつもびっくりさせられます。
残念ながら写真を撮らせてもらえなかったので、HPから写真拝借。。。
実はこれ、天然の水晶で作られています。
これが現代美術なのか、どうなのか、東京に行かれる方はぜひ、一度見て頂ければと思います。
会場で渡されるパンフレットは、ぜひ会場にいる間にお読み下さい。
(2011年2月28日まで)
また、ミニシアターの「Le Studio」は、招待制になっており、一度、誰かの紹介で一緒に観に行って希望すれば、次回から招待状が送られてきますが、しばらく行けないと送ってこなくなります。
アートドキュメンタリーや、古いインドの映画など、アート色の強い映画を上映しています。
このようにフランスの一流ブランドと現代美術は相性が良く、
カルティエは、パリに小さな美術館「カルティエ財団現代美術館」を持っていますし、
ルイ・ヴィトンは、村上隆とのコラボレーションで、マルチカラーシリーズを作っていたり。。。
ファッションと美術の接点を眺めるとまた、面白い発見があると思います。
●エルメスホームページ
●カルティエ財団現代美術館
※どちらもフラッシュアニメーションがカワイイです!