検 索
2010年7月26日 10:25 |

さて、夏本番を迎える今日この頃、京都も祇園祭が終わったとたん、

連日の猛暑でスタッフもばてぎみです。
けれども、わたくし、休みの日は出かけます(なんだか、ブログでは遊びの話題ばかりですね)。

 

今回は、友人のティーインストラクターの手伝いで参加した某パーティーで知り合った羽間さん兄妹の羽間農園の紅茶をレポートさせて頂きます。

農園の場所は奈良県の大和高原都祁村。

近鉄榛原駅からバスで20分ほどのところが村の入口です。


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その某パーティーで羽間さんが作られた紅茶がとても評判良くて、
こんなに美味しくて、香りが良くて、味が深くて、

何よりたくさん飲んでもすっきりと、飲み飽きなかったことに私たちはとても感銘を受けました。

 

羽間さんの農園にお邪魔して今後、何かイベントができたらいいねという話題から、
下見もかねてティーインストラクターの友人と、夏のお茶の刈り取り時期にお邪魔させて頂き、

刈り取る前に邪魔な雑草の除去をお手伝いしました。

 

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みなさま、紅茶と緑茶は同じ茶の木から作られてることはご存知でしたでしょうか?
私は全く知りませんでした。

 

もちろん、インドや中国、スリランカで作っている茶の木の種類と、日本の茶の木の種類は気候変われば多少違いはあると思いますが、基本的に、
・発酵させると紅茶
・そのまま乾燥させると緑茶
になるそうです。

 

インドのダージリン州で収穫されるダージリン紅茶などは、収穫時期にあわせて春のファーストフラッシュ、秋のセカンドフラッシュと分かれていますが、
羽間農園では、気候の関係で春と夏に収穫するそうです。

北海道で農業に従事されてた羽間(兄)さんが、もともと荒れ果て、放置された茶畑と水田を借りて、ここまで開墾されました。


 

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だんだん畑が広くなってきたので、収穫などは機械に頼る部分もありますが、なるべく手作業を大事にし、育てるにあたっては無農薬、無肥料の自然栽培を心がけておられます。
飲み心地のよさは、そういったところから来てるのかもしれません。

今回は、水出し紅茶と、アイスティの要領で淹れた紅茶と両方味見させて頂きましたが、
いただきながら、スパイスと合わせたり、果物と合わせたり、と色々飲み方のアイデアも出ました。

 

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(おやつに頂いた、紅茶と米粉のシフォンケーキ。妹さん作です。)

 

本当に高級なダージリン紅茶のように、豊かな香りとスッキリした飲み心地は、少々濃い目に入れても充分力強さを持ちつつ、押し付けがましさは全くありません。
二人ですっかり羽間紅茶のファンになってしまいました。

 

ネットで販売されてるほか、奈良や大阪の自然食品を扱っているお店やカフェなどでも販売しています。
紅茶以外にも、玄米やもち米、古代米なども販売されてるので、興味のある方はぜひ一度、お試し下さい。

 

●羽間農園

http://hamanouen.blogspot.com/

 

 

園田 純子

  

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