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「KYOTO EXPERIMENT」と題した、新しい舞台芸術フェスティバルが、
芸術の秋の今、京都で始まっています。
地下鉄構内で、チラシやポスターをご覧になられた方もおられると思います。
■京都国際舞台芸術祭2010
「KYOTO EXPERIMENT」
2010年10月28日(木)-11月23日(祝)
http://kyoto-ex.jp/
「EXPERIMENT」とは何ぞやと問えば、「実験」、「試み」と辞書には書かれています。
ということは、実験的な新しい舞台芸術が見られるということで、
一体どんな舞台が見られるのかわくわくします。
ラインナップを紹介したいのですが、なかなか一般的に名前を知られてないのと、
私自身がまだ見た事がない劇団/パフォーマンス集団もあるので、
どう紹介すれば良いのかと考え、自分が見た事のある「チェルフィッチュ」
の紹介することによって、このフェスティバルの雰囲気をお伝えしたいと思います。
「チェルフィッチュ」の公式サイトに掲載されているプロフィールに劇団名の由来が載っています。
"チェルフィッチュ(chelfitsch)とは、自分本位という意味の英単語セルフィッシュ(selfish)が、明晰に発語されぬまま幼児語化した造語であり、現代の日本、特に東京の社会と文化の特性を現したユニット名。"
とあります。なかなか理解するのに一筋縄ではいかない理屈です。
さらにプロフィールには"岡田利規が全作品の脚本と演出を務める演劇カンパニーとして1997年に設立。"
とありますが、2004年にはトヨタコレオグラフィーアワードの最終選考に残っています。
「コレオグラフィー」とはなじみがない言葉ですが、「振り付け」と訳して良いと思います。
ということは、ダンス集団なのか?
劇団の脚本家&演出家である、岡田利規さんのプロフィールを見ると、
"第49回岸田國士戯曲賞受賞"とあるので、当然のことながら劇作家でありますが、
小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』にて、第2回大江健三郎賞を受賞していたりもします。
チェルフィッチュはよく美術館や美術展にも呼ばれています。
ざっと挙げると、
「愛についての100の物語」金沢21世紀美術館
「横浜トリエンナーレ2008」赤レンガ倉庫1号館3Fホール(横浜)
「六本木クロッシング2007」森美術館(東京)
と、日本各地を飛び回ってます。
飛び回るといえば、海外公演も多いです。
言葉の壁があるハズの演劇ですが、そんな難儀を軽々と飛び越え、
どんどん海外のフェスティバルや、劇場に出かけていっています。
一例を挙げても、
フランス、ベルギー、ドイツ、ポルトガル、スペイン、スロベニア、スイス、
オランダ、カナダ、アメリカ、オーストリア、イギリス、韓国etc...
すばらしいフットワークです。
という感じで、見た事のない方には、ますます判らない紹介文になってきました。
でも「EXPERIMENT」にふさわしい内容であることは、保証いたします。
そんなわけで、無責任な紹介ですが、京都でこのような国際的な催しが行われていて、
国内外からパフォーマーが集まっています。
このような催しが開催されるのも、京都の古いものを大事にしながら、
新進気鋭のものも取り入れていく文化的ふところの深さとも関係していると思います。
興味を持たれましたら、とりあえずYouTubeの映像からどうぞ。。。。
◆チェルフィッチュ「ホットペッパー、クーラー、そしてお別れの挨拶」