検 索
2010年11月29日 17:09 |

アニョハセヨ~♪
すっかりわたくしも韓国語にはまってしまいました、園田です。
さて、先日の連休に全社一同、休みを頂き、韓国ソウルへ研修旅行に行ってまいりました。
長期休み中、ご迷惑をおかけした方には、たいへん申し訳ございませんでした。

 

おそらく他のスタッフも、ブログでソウルについて書くと思いますので、
わたくしはその中でも、アートに関するネタをご紹介させて頂きます。

 

2泊3日のうち、2日間は添乗員さん付ツアーで、
李氏朝鮮時代の王宮、景福宮(けいふくきゅう、キョンボックン)や、
世界遺産の宮殿、昌徳宮 (しょうとくきゅう、チャンドックン)、
国立博物館などを回りました。

 

国立博物館は日本の博物館に比べて、とても大きな建物で、4階までの吹き抜けが圧巻です。
収蔵物も多いので、全部きちんと見れば、丸一日かかってしまうと思います。
行かれる方は時間配分に、くれぐれもご注意下さい。

(私たちは2時間くらいしかなかったので、半分も見れませんでした。。。)


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市内観光で回った三清洞(サムチョンドン)と呼ばれる地域は、

ソウルで一番おしゃれなエリアと称されていて、

現代(ヒュンダイ)ギャラリーを始めとする現代美術系のギャラリーや、

韓屋(ハノク)と呼ばれる古い民家をおしゃれに改装した、カフェ、レストランが点在しています。

このあたりは喧騒的なソウルのイメージを一新させるような、センスのいいエリアです。

 

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仁寺洞(インサドン)エリアは、良く知られた繁華街で、土産物店も多いですが、

芸術専門学校が集まってるとかで、やはりギャラリーが多いところです。

有名なINSA art centerや、病院を改装したというギャラリーなどがありました。

 

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3日目は、朝から15時頃まで自由行動となったので、

ソウル郊外の安養市http://jp.anyang.go.kr/new/index.jsp(日本語サイトがあります)
にある安養芸術公園(Anyang Art Park)に行ってまいりました。

 

安いギャランティ?にも関わらず、志ある世界の名だたる美術家・建築家が、

公園内に様々な作品を設置しているということで、
総務部のTちゃんをたぶらかして、早朝からホテルを出発しました。
地下鉄に乗って約1時間。

最寄駅からタクシーで1メーター約160円くらいです。

 

要所要所に「Anyang Art Park」の道路標識が出ていたので安心していたのですが、

タクシーの運ちゃんに、「この辺でいい?(とたぶん言ったと思う。)」

と言われて降りたところは、季節はずれのひなびた川沿いの温泉街といった雰囲気。
あれ?えらいところに来てしまった~( ̄▽ ̄;)!!

必死に作品を探しましたが、どうやら山の上などに点在している様子。

 

ここまで来たからには、写真くらい撮って帰るぞと、必死に山を登り、
隈研吾の作品の前でぱちり。
さらに山登りしなければならない疲れで、
↓やけくそになってます。

 

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↓屋根が地面に埋まっています。

こういう想像力を働かせられるポエティックな作品は好きです。
沈める寺といったところでしょうか?作家名をチェックするのを忘れました。

 

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これは10年に一度、ドイツ北部の街、ミュンスターで開催されている
「ミュンスター彫刻プロジェクト」で1996年に出合った作品。
感動の再会!って、ビールケース製だから、何処でも、幾つでも作れるので、

あんまりありがたくないです。。。。

 

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外見は平凡ですが、中に入ると、光が透けて意外ときれいです。


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メインイベント、今をときめく?オランダ建築集団MVRDV作、展望台?
いえいえ、作品名「Anyang Peak」です。

 

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上まで登ったら絶景かな~♪d=(´▽`)=b

 

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もっと奥に行けば、奇才ヴィト・アコンチの作品とかあったのですが、
ブーツでこれ以上、山を登るのはちょっと、
あと、Tちゃんにも非常に申し訳ない雰囲気に。。。m(_ _)m

 

車もめったに通らない現地で、駅までどうやって行こうか考えていたところ、

運よく通りがかったタクシーをつかまえ、無事、帰ることができました。

 

とりあえず、世界の美術家・建築家の、この場所を生かしたユニークな作品が、
ひっそりと点在しております。

ちょっとした運動不足解消にも最適です。

グルメや買物、エステに飽きた方?はぜひ、一度、お訪ね下さい。
でも、冬はちょっと寂しいので、やめた方がいいかもしれません。
(一応、ふもとの展示ホールで、展覧会をやっている時もあるのです~)

 

 

園田 純子

  

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